育児の記録(生後3~5か月)

育児の記録その2。
その1はこちら。 nappyon.hateblo.jp

夫婦そろって育休を取得していた3か月間が終わり、夫の育休終了・子の難病疑惑・慣らし保育・私の育休終了・離乳食…とイベント盛りだくさんの3か月となった。
最初の3か月間は今になって振り返ってみると新型コロナウイルスが流行しているという状況も影響し、基本的に家族3人とお互いの実家としか関わらない、閉じた、繭に包まれてうっすら発光してるみたいな甘くしあわせな日々だったように感じられる(「股が痛すぎる~~!!!これ本当に治るのかな!?!?!?」と泣きながら子に授乳してギャン泣きされているような過酷な日々でもあったけど…)。
それに続くこの3か月は、新型コロナウイルスの流行が少し落ち着いた時期とも重なり、また、仕事と保育園が生活に入ってきたこともあり、人と交流する、社会と交わる、そして日々の生活がめまぐるしく転がってゆく…という活気や慌ただしさのある3か月になった。

生後3か月

夫の育休が終了し、仕事が始まった。そして子の慣らし保育が1日2時間から開始。
「夫が在宅勤務だから色々手伝ってもらえて楽だろう」と楽観していたけど予想外にしんどかったので、「保育園の入園を早めてよかった…」と心から思った(当初は生後6か月くらいまでは保育園に入れない予定だった)。
家に仕事している人がいると物音に気を遣うし、仕事が始まると夫も疲れてきて自分が家事を担当する割合が増えたし、お互いイライラすることも増えてしまった。特にしんどいのが物音で、夫が会話や会議をしている時は子が泣かないように気を遣うし、対子どもの声はちょっとトーンを落としたりもする。
在宅勤務っていいことだらけだと思ってたけど家族からしたらこんなに大変なんだなー、その視点持ててなかったなーとちょっと反省した。

この時期につらかったことがもう一つあって、それは子がたびたび目を見開き息を止めながら体を突っ張らせ、力を入れて時に震えることだった。
日に何度も同じポーズでこの行動を取るしそのたび息が苦しそうなので、かなり怖かったし不安になった。
ちょうどGWが始まる頃にこの行動が出始めたので小児科に行くことができず、ひたすら家で検索検索検索検索、そして病院に行った時のための動画撮影。ずっとスマホを手にしてた。
かかりつけからちょっと大きい病院を紹介されてそちらに行ったのだけど、ちょっと難しい病気の可能性もあるから…ということで脳波測定を行うことに。脳波測定は測定の時に眠ってもらわなければいけないので、検査の時間に眠れるように調整して行かなければならずキツかった…。
結果、「心配していた病気ではなく、特に別の病気が潜んでいるとも考えられない」ということでいったん経過観察になった。ちなみに生後半年以上経った今もこの行動は続いているし、そのせいでなかなか寝付けなかったりするので最近また心配になっている。別の病院に行ってみようか…。

慣らし保育中は自分が仕事してなくて保育園に預けられるので「仕事を再開する前に一人時間を楽しもう~」なんて思っていたんだけど、病気の心配と通院でほとんど終わってしまった。悲しい…。

そんなハードな生後3か月だったのだけど、子の成長はめざましくて楽しかった。首が座ってきて腹ばいで結構頭を上げられるようになったし、たまに寝返りもするようになった。
そして保育園に通い始めたことで、子の成長を見守ってくれる人が増えたというのがよかった。保育園の連絡帳が紙の連絡帳なんだけど、「お楽しみ会に参加して、途中から心地よさそうに眠っていました」「天井の飾りを見てよく笑顔になっています」などと園での様子を書いてくれるので読むのが毎日の楽しみ(だけど保育士さんには無理しないでほしい…)。病気の心配についても「今日はあまり見られませんでした!」とか、「ちょっと多かったです。心配ですね」など気持ちを共有できて少し心が軽くなった。

ただ慣れるまでは保育園に連れてくの結構つらかったみたい

そういえば保育園に通い始めて早速鼻がズルズルいいはじめたので、鼻吸い機を買ってみた。
最初は口で吸うやつを試してみたんだけど、吸おうとするとなぜか子が大笑いしてしまい、こちらも釣られて笑ってしまうのでさっぱり吸えなかった…。顔が面白かったのだろうか。家族揃って爆笑できたのはよかったけど、全く実用できなかった。
購入したのはメルシーポット。知母時と迷ったんだけど、子がそこまで音を気にしない性格だったのでそれなら…と吸引力もありそうなメルシーポットにしてみた。使ってみて思ったのは、電動は電源をオンにしたまま鼻に当てられるのがいい!子が動くとなかなか鼻の穴に当てられないので、吸引式だと何度もシュコシュコしなきゃいけなくて疲れてたと思う…。

体重は5.7kgから6.4kgに増加。身長は59cmから61cmほどになった。

生後4か月

子が随分と器用になった!おもちゃを掴んだり、腹ばいのまま遊んだり。そしてこちらの働きかけへの反応がしっかりしてきた印象。生後2か月くらいから笑顔がだんだん出てきたけど、笑顔になるだけじゃなくてハッキリ声を出して笑うようになってきた。コミュニケーションがまた楽しくなる。
ただし腹ばいのまま遊ぶといっても数分もたない。すぐに泣くので結構大変!あお向けで楽しそうに遊んでるなーと思ってると寝返りして、一瞬遊んだかと思うとすぐに泣く。返してあげるとしばらく楽しそうに遊んで、また寝返りして、すぐ泣く。あまりにエンドレスでつらくなり、「泣くのになんで寝返りすんのー!!」って叫んでしまったこともある。
ちなみに腹ばいのまま長時間遊べるようになったのは結局生後6か月半ばくらいだった。少しずつ時間が伸びてくるとはいえ、ひっくり返っては泣くのが結構長く続いて大変だった…

そして私は慌ただしく職場復帰。子を保育園に預ける時間を短くしたくて時短勤務にした。時短で在宅勤務というありがたい条件…しかし、この条件だと今まで通りSEとして働くのが難しかったようで(SESの厳しさよ…)ややバックオフィスに近い働き方になる。ただ、ちょっと待てばSEとして働けそうだということでしばし我慢。

今年は6月ごろから暑い日が多くて、服装に困った。まだそんなに暑くない頃に保育園に通い始めたから長袖の服をまとめて買ったんだけど、それらをほとんど着ないままがっつり夏の暑さになってしまった!正直あんまり服を買い足したくなかったけど、保育園に行くと我が子だけ長袖で他の子はみんな半袖というのも珍しくなくなってしまったので半袖の服を買い足した。残念!
とかなんとかやってたら、急に寒くなったりして…。

子どもにとって暑いのか寒いのかよくわからず適切な服装をさせるのに苦しんでいたところ、お友達がninaru babyのアプリを教えてくれて、それの天気&子供服予報を見るようにしたらかなり楽になった!ありがたい!!

この月、夫が子を連れて初めて一人外出をした。なんと実家に帰るという(電車と車で片道約1時間半)。
私は月に一回中国茶のレッスンで半日留守にするのだけど、その時には毎月夫の家族がうちまで来てくれていた。てっきりこの月もそうするのかと思っていたが、どうやら夫は地元の空気が恋しくなったらしい。
ちょっと心配だったけど、無事に夫の実家でみんなにかわいがられ、親戚にもかわいがってもらうことができ、充実した一日になったらしい。
この件、私の家族はそんなに驚かなかったけど、母が友人に話したら「旦那さんが一人だけで実家に帰ってくれるの!?!?!?!?」とぶったまげていたそうだ。

体重は約6.4kgから7kg、身長は61cmくらいから65cmになった。この1か月はかなり大きくなったし、顔つきも変わった気がする。

生後5か月

保育園にも慣れてきて、離乳食を始めた月。自分がドラストで離乳食見てるとテンション上がるから早くあげてみたかったというのと、早めに保育園で離乳食あげてもらえたら嬉しいなーというのと、よだれの量が凄いので5か月で始めることにしてみた。
具合はというと、まぁ啜れなくもないかな…?という程度。離乳食を食べるよりもスプーンを噛む方がやりたいらしくて、なかなか食べさせられなかった。
たまにうまくいく時はニコニコ顔でお口を開けてくれるんだけど、人参やかぼちゃみたいな甘めの野菜が苦手らしくて、ニコニコ顔でパクっといった直後にすんごい悲しそうな顔をするのでかわいそうだった。ほうれん草が好きみたい…不思議。
ブラウンのブレンダーが家にあるので離乳食を作るのはわりと楽だった。子の離乳食用に用意したペーストと牛乳を適当に混ぜて(かぼちゃ+玉ねぎとか人参とか)ポタージュにして飲むのも楽しかった。 ただ、スプーンを噛んでばっかりで進みも芳しくないし、月の半ばから新型コロナウイルスの流行が激しくなってきて何かあっても小児科に行けなさそうなので一時休止することにした。

そして離乳食と合わせてこの月には混合から完ミに移行するという出来事もあった。
結構初期の頃から直母拒否があって、それでもなんとかやってたんだけどこの頃になると完全に拒否になってしまって。搾乳したものを飲ませてたんだけど、搾乳と搾乳機洗うのと搾乳したのあっためたりっていう手間がしんどくて…。量もほとんど出ないからこれ意味あるんか???みたいになってきて。搾乳のタイミングに合わせてカフェインとかアルコールを摂取する時間を考えたりするのも面倒だった。
一応免疫的なことを考えて生後半年まではあげられたらと思ってたんだけど、もうすっぱり諦めることにした。
完ミに踏み切れたきっかけはツボウチさんの漫画だった。もう状況が一致しすぎててびっくり!!「自分の体がまだやれると言っている…」「とはいえ辞め時なのは薄々気付いてて、引き際を見失っている…」って精神状態、完全に被ってた。「子どもが2歳になった今になって振り返ると、そこまでこだわらなくてよかった…」というようなコメントを見て、ツボウチさんが言うなら自分もそうなんだろうな。ということで踏ん切りがついた。今となっては完ミに移行して全く問題なかったなと思ってる。大感謝です! st.benesse.ne.jp

ちなみに「今日で搾乳終わりにします!」という日はかなり衝動的に決めて、仕事終わって子どもが寝てからダッシュでワインを買いに行った。

この月は子がひたすら歯固めを噛みまくっていた。まだ歯は生えてないけど嚙む力がついてきてるらしくて、ぼーっとしていて指を嚙まれたりすると結構痛かった。
最初に買ったのがピジョンのこの歯固め。
shop.pigeon.co.jp 鈴が入っているので、持ち手を握って振ったりもして楽しそうだった。これは生後7か月に入った今でもお気に入り。
歯固めを噛んでるとご機嫌なので調子をよくしてディモワの歯固めも買ってみた。
online.actus-interior.com 見た目がかわいくてあがる。こちらもがっちり掴んでご機嫌で噛んでくれている。これも今でもお気に入り。歯固め万歳。

この月は、保育園で夏祭りというイベントがあった。
各クラスで色々な出し物を準備して、当日は先生が運営をしてくれている中、親が子を連れて出し物を回るという形式。 子どもたちが元気に楽しんでいて素敵なイベントだったんだけど、低月齢で入園した我が子にとっては夏祭りの出し物がどれもこれも高難易度で大変だった。まだ腰がすわってなくて縦抱っこも安定しない状態の我が子なので、出し物を形だけでも遊んでもらうのは骨が折れた(一応一通り回る感じだったので回った)。うち以外も0歳児の親はちょっと苦戦していたように思う。
面白かったのは、我が子が他の園児たちに「赤ちゃん~~」「赤ちゃんだ~」などとよく声を掛けられて、手を振ってもらったりとなかなかかわいがられていることだった。あとはクラスの先生だけでなく、別の学年の先生も名前を呼んでくれたりして驚いた。

5か月後半になって、初めて人見知りが発動した。
我が家に私の両親が来た日のこと。私の父が近づくと急に泣き出してしまった。父が離れると泣き止んだけど、夫が高い高いしてあげても全く笑わず、体を硬直させてじっと私の父を見ている。
今までにこんなことなかったのでびっくりした。父は「成長の証だね!!!」とポジティブに喜んでいるがかわいそうなのでみんなであれこれ試してみたところ、どうやら黒マスクに反応していたことがわかってさらに驚いた。
私の父は仕事柄黒マスクしか持ってないので、じいちゃんなのに黒マスクをしている。それを白マスクに変えたら途端に我が子が笑い出した。確かに黒マスクしてる人って他にあんまり見ないから、それが原因というのには納得。。。

この1か月で体重は7kgから7.4kgになった。身長は先月病院で測った時に65cmだったんだけど、今月保育園で測った結果も65cmだった。たぶん伸びてると思うんだけど。赤ちゃんの身長を測るの難しいよね。。


最初にも書いたけど本当に盛りだくさんの3か月だった。
子が苦しそうにしてるのを見てるのがつらくて、病気なのかと不安でとにかくいっぱいいっぱいだった時期もあれば、保育園に慣れるのでいっぱいいっぱいだった時期もあれば、お互いの実家との交流とか、書かなかったけど古い友人に会ったりとかして充実していることもあった。

アルバムを見てると、なんとなく生後4か月時点で顔つきがいったん完成したように見える。生後3か月までは赤ちゃん感が強いけど、生後4か月くらいになるとちょっと子どもって感じが出てくるような…(人から見たら十分赤ちゃんだろうし、保育園でも赤ちゃん赤ちゃん言われているのだが…)。

だんだんとできる動作・姿勢が増えたり表情が増えたりしてきて写真を撮るのが捗り始めた。 産まれる前は今年の目標に「子の写真を1ヶ月に一回は撮る」と書くくらいだったけど、産まれてみたら毎日か2日に一回は写真を撮ってみてねにアップするようになったので、わからないもんだと思う。