2022年上半期に読んだ本。

去年は読んだ本についてだいたい1~2か月に1回くらいはブログに書けてたけど、今年はサボってしまった。。
子ども産んでからもちょこちょこ読んではいるので、いったん上半期の分を書く。 全部は書いてられないので何かしら書き残しておきたいなーと思った本についてだけ。

感想はネタバレ込みです

1月に読んだ本

Make Time: How to Focus on What Matters Every Day

2021年12月半ばから産休に突入したのだけど、なんとなく休暇中にTOEICを受験することにした。その勉強のために「英語の本でも読むかな~」ということで読んだのがこの本。同じ著者たちによる『SPRINT 最速仕事術』という本を既に読んでいたので、読みやすかった。
TOEICで950点を目標にしていて『キクタTOEIC L&Rテスト SCORE990』をやっていたのだけど、そこで学んだ単語がたくさん出てきたのでその意味でも良かった。文章はそんなに難しくないと思う。

この本は我々の毎日に、もっと時間を作ってあげる方法を紹介している。やらなくていいことに使う時間を減らして、やりたいことに使う時間を増やす方法。

そのために邪魔になるのがBusy BandwagonとInfinity Pool。特にグサッときたのが後者のInfinity Poolで、これは我々の時間を無限に奪っていくもののこと。スワイプでフィードをリフレッシュすることができるアプリはInfinity Poolだって言ってる。わかります、私にとってはTwitterがまさにそれです。
この本は結構デジタルデトックスを推奨するようなところがある。そこまでいかないにしても、デフォルトで設定されていて我々の気を散らすような設定はどんどん変更して、気を散らされないようにしていこうというスタンス。

著者たちが提唱するMake Timeの方法は、まず自分にとって重要な、その日やるべきことを1つ選ぶ(Highlight)。そしてそのHighlightのための時間を作るために余計な刺激をシャットアウトし、集中する(Laser)。それらを実行するために自分の脳をよく働く状態にしてやる(Energize)。これらをより自分に適した形で実行するために振り返りを行う(Reflect)…というもの。
この本には上記の1連の流れについての説明と、各フェーズで実行できる小技が書かれている。

"Pick, Test, Repeat"が合言葉になっていて、「色々な小技を紹介するから、この中からあなたに合いそうなものを選んで試して、よりよい形にしていってね!」って感じになっているのがなんだかいい。著者たちの中でも意見が分かれている項目があったりとかする。著者たちが「自分たちはこんな感じだったよ~」って生活のTipsを教えてくれる友達みたいに感じられる。
休暇中に読んだけど、在宅勤務に適用できるところが多そうだから再読しようかな。

つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。

『悟らなくたって、いいじゃないか』と合わせて産休中に再読。
子どもを産んだら今までよりもストレスが増えるだろうな…ということと、最近自分の行動に対して気づきが伴わず、ストレッサーに対して即反応してしまっているなと感じることが増えたので読んだ。
タイトルはなんだか軽薄な感じがするけど、中身は重い。物語の中でマインドフルネスとスキーマ療法が行われ、同時にそのやり方が解説されていくという形で進む。
マインドフルネスとスキーマ療法の解説は物語とは独立して書かれているので、しっかりした解説になっていると思う。小口の色が違うので解説だけ拾い読みすることもできる。
この本を読むと、自分も周りの人を傷つけたりする前に対処しなくてはな…という気持ちになれる。

伊藤絵美認知行動療法入門講義〈上・下〉

↑の『つらいと言えない人が~』の著者が行っている講義を書籍化したもの。講義は既に業務でクライアントに接している方向けのものなので実践的な講義になっている。
認知行動療法はクライアントが日々の暮らしの中で実践しながら進んでいくけれども、この本には実際に使われているツールが載っているので、自分で実践してみることも可能。
下巻にはツールの使い方だけではなく、そのツールを利用したセッションの逐語会話が載っているので参考にしやすい。こういう会話からこのような出力になるんだなーというのがわかる。実践するのにも役立つし、単純に読んでいてとても面白い。

2月に読んだ本

物語の役割

この本には「物語の役割」「物語が生まれる現場」「物語と私」というテーマの講演が収められていて、物語が人間にとってどのようなものか、そして小川洋子自身にとってどのようなものかが語られている。
読んでいると物語や人への深い愛を感じることができる。人生どんなにつらいことがあっても、物語さえあればきっと自分も大丈夫だと強い気持ちになれる。

とうてい現実をそのまま受け入れることはできない。そのとき現実を、どうにかして受け入れられる形に転換していく。その働きが、私は物語であると思うのです。

この部分を、よしながふみ『大奥』を読んでいる時に思い出した。阿部正弘の最後のシーン。どんなに強い人にだって、物語は必要なのだと思った。

スウィート・ヒアアフター

出産前後に読みたいと思ったのがこの本で、陣痛待ってる時間とか入院中のスキマ時間とかに読んだ。
出産って生死が交わる点だと思うから、生も死もふわふわ漂っているこの物語はぴったりだったと思う。
地に足がついていなくて、曖昧で、曖昧なまま終わる感じがいい。

事故後の描写、おじいちゃんがハーレーに乗ってきたり愛犬を抱きしめられたり…っていうところは本当に美しい。好きなシーン。

3月に読んだ本

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

めちゃくちゃ良かった!
イギリスでの子の学生生活を見守りながら暮らしと政治・社会との関わりを描く。日々の暮らしの出来事を丁寧に見つめればこんな風に政治・社会との関わりを見つけていくことができるんだなあ…凄いなあ…と思いながら読んだ。
これくらいの解像度の高さで日々の暮らしを送るにはどれだけの観察眼と知識が必要なのだろうか…。

子どもが産まれてから読んだので、きっと産まれる前に読むのとはかなり読み方が違ったかなと思う。
想像と共感の実践はこのように行われるのか。いつか子どもと読んで感想を話し合いたいと思った(押しつけにならなければ…)。

春の宵

この作家はとてつもなく酒とごはんが好きなのだろうと思った。つらい人生をじりじりと生き延びる中で、酒とごはんを食べるシーンだけは、漂流船がであった救助船みたいに、人生の救済めいた光を放っていた。 owlman.hateblo.jp

こちらのブログを読んで気になったので読んでみた。
短編集で、どこか寂しさとか悲しさを抱えた人がたくさん出てくる。だけどただ寂しかったり悲しいってだけじゃなくて、おかしみとか、あたたかみのある物語になっていると思うんだけど、そうしたおかしみとかあたたかみを演出しているのはお酒とご飯だったかもしれない。

酒を飲むのが悲しいけど酒を飲んでしまう、ということがわかる人はこれを読んだらぐっとくると思う。私はなんだか救われた…というか、孤独じゃないって気持ちになれた。

4月に読んだ本

チャリング・クロス街84番地

途中までフィクションだと思って読んでいたので、フィクションではないと知ってびっくり!
本を介して海を越えた交流。書簡のやり取りだけが載っているから、時代の出来事とかそれぞれの生活については知識や想像で補いながら読むしかないのだけど、それもまた楽しくてよかった。

5月に読んだ本

話すことを話す きちんと声を上げるために

「きちんと声を上げるために」とあるので、話すことに関してのハウツーっぽい本あるいは社会運動についての本なのかなと思っていたけど、読んでみたら、話すことに関してのエッセイ集っていう感じだった(筆者が話すことを磨くためにしていることなども書いてあるのでハウツーっぽいところもあるし、社会運動的なポイントもあるにはあるが)。

これを読んで、いい話し方だと思う人の話を全然聞いていないな~と思ったので、高山ゆかりさんの“「話し方」のハナシ”というポッドキャストをたまに聞くようになった。

「話し方」のハナシ

「話し方」のハナシ

  • 高山ゆかり(話し方講師)
  • キャリア
  • ¥0
podcasts.apple.com

6月に読んだ本

完全カラー図解 よくわかる発達心理学

様々なテーマがだいたい見開き1ページでコンパクトにまとまっていて、図解・イラストも多くて(イラストはすごくかわいい)読みやすい!
専門的な内容も書かれているけど、子どもを育てる親も読んでみて子育ての参考にできるレベルだと思う。

認知心理学とか発達心理学みたいなものが結構好きみたいで、読んでるとワクワクする。

8月に読んだ本

北京の台所、東京の台所 ――中国の母から学んだ知恵と暮らし

ウー・ウェンのレシピの背景を感じることができる一冊だった。
食材にあまり手を加えずに味わうものとか滋味深いものが多いなぁと思っていたけど、お母さんの教えがたくさん活きてるんだなと感じた。
彼女の半生を知るという意味でも、北京の人々の暮らしを垣間見ることができるという意味でも読んでいて楽しかった!

時代と暮らし、食の結びつきを知ることで、彼女のレシピで料理を作る時の気持ちがちょっと変わりそう。
時代と暮らしが描かれたエッセイって面白いし好きだなぁ〜って『僕はイエローでホワイトで~』読んで思ったけど、この本もそう。

47都道府県女ひとりで行ってみよう

旅を恋しく思いながら楽しく読んだ!
ひとり旅や旅先で人と話したりすることがむ苦手な筆者。なぜこの企画を…?というのがとても不思議なのだが、そのミスマッチ感がいちいち面白くて笑える。

人からどう見られてるのか気になったり、人に気を遣って自分では選びたくない選択肢を選んでしまったり…。読んでいてこちらまで釈然としない気持ちになってしまうこともしばしばなのだが、やや自嘲的だったりむしろ開き直ったりしている語りを見ていると、だんだん愉快な気持ちになって元気が出てくる。

自分はある程度の期間とかやりたいことができてから旅行とかをするタイプなんだけど、筆者みたいに「えいや!」という感じでやってみるのも楽しそうだなと思った。
まぁ子どもが小さいうちはちょっと難しいかもしれないけど…もっと気楽に旅するのもありだなって感じた。


わりと8月くらいまでは本を読めていた気がする。
子が寝返りとかずり這いで動くようになって、最近は後追いもするようになって、段々と本が読めなくなってきた。離乳食とかに手がかかるし、子のお昼寝時間も減ってきたし。仕事もフルタイムで始まったし。もっと時間の使い方を考えてうまくやらないと、なかなか本も読めないな(まさに"Make Time"を読むべき時だ…)。

昔は本ならなんだって読むくらいの勢いだったけど、今は、読める本が限られているということを切実に感じる。自分にとっていい本をしっかり選んで読みたいものだな。

育児の記録(生後3~5か月)

育児の記録その2。
その1はこちら。 nappyon.hateblo.jp

夫婦そろって育休を取得していた3か月間が終わり、夫の育休終了・子の難病疑惑・慣らし保育・私の育休終了・離乳食…とイベント盛りだくさんの3か月となった。
最初の3か月間は今になって振り返ってみると新型コロナウイルスが流行しているという状況も影響し、基本的に家族3人とお互いの実家としか関わらない、閉じた、繭に包まれてうっすら発光してるみたいな甘くしあわせな日々だったように感じられる(「股が痛すぎる~~!!!これ本当に治るのかな!?!?!?」と泣きながら子に授乳してギャン泣きされているような過酷な日々でもあったけど…)。
それに続くこの3か月は、新型コロナウイルスの流行が少し落ち着いた時期とも重なり、また、仕事と保育園が生活に入ってきたこともあり、人と交流する、社会と交わる、そして日々の生活がめまぐるしく転がってゆく…という活気や慌ただしさのある3か月になった。

生後3か月

夫の育休が終了し、仕事が始まった。そして子の慣らし保育が1日2時間から開始。
「夫が在宅勤務だから色々手伝ってもらえて楽だろう」と楽観していたけど予想外にしんどかったので、「保育園の入園を早めてよかった…」と心から思った(当初は生後6か月くらいまでは保育園に入れない予定だった)。
家に仕事している人がいると物音に気を遣うし、仕事が始まると夫も疲れてきて自分が家事を担当する割合が増えたし、お互いイライラすることも増えてしまった。特にしんどいのが物音で、夫が会話や会議をしている時は子が泣かないように気を遣うし、対子どもの声はちょっとトーンを落としたりもする。
在宅勤務っていいことだらけだと思ってたけど家族からしたらこんなに大変なんだなー、その視点持ててなかったなーとちょっと反省した。

この時期につらかったことがもう一つあって、それは子がたびたび目を見開き息を止めながら体を突っ張らせ、力を入れて時に震えることだった。
日に何度も同じポーズでこの行動を取るしそのたび息が苦しそうなので、かなり怖かったし不安になった。
ちょうどGWが始まる頃にこの行動が出始めたので小児科に行くことができず、ひたすら家で検索検索検索検索、そして病院に行った時のための動画撮影。ずっとスマホを手にしてた。
かかりつけからちょっと大きい病院を紹介されてそちらに行ったのだけど、ちょっと難しい病気の可能性もあるから…ということで脳波測定を行うことに。脳波測定は測定の時に眠ってもらわなければいけないので、検査の時間に眠れるように調整して行かなければならずキツかった…。
結果、「心配していた病気ではなく、特に別の病気が潜んでいるとも考えられない」ということでいったん経過観察になった。ちなみに生後半年以上経った今もこの行動は続いているし、そのせいでなかなか寝付けなかったりするので最近また心配になっている。別の病院に行ってみようか…。

慣らし保育中は自分が仕事してなくて保育園に預けられるので「仕事を再開する前に一人時間を楽しもう~」なんて思っていたんだけど、病気の心配と通院でほとんど終わってしまった。悲しい…。

そんなハードな生後3か月だったのだけど、子の成長はめざましくて楽しかった。首が座ってきて腹ばいで結構頭を上げられるようになったし、たまに寝返りもするようになった。
そして保育園に通い始めたことで、子の成長を見守ってくれる人が増えたというのがよかった。保育園の連絡帳が紙の連絡帳なんだけど、「お楽しみ会に参加して、途中から心地よさそうに眠っていました」「天井の飾りを見てよく笑顔になっています」などと園での様子を書いてくれるので読むのが毎日の楽しみ(だけど保育士さんには無理しないでほしい…)。病気の心配についても「今日はあまり見られませんでした!」とか、「ちょっと多かったです。心配ですね」など気持ちを共有できて少し心が軽くなった。

ただ慣れるまでは保育園に連れてくの結構つらかったみたい

そういえば保育園に通い始めて早速鼻がズルズルいいはじめたので、鼻吸い機を買ってみた。
最初は口で吸うやつを試してみたんだけど、吸おうとするとなぜか子が大笑いしてしまい、こちらも釣られて笑ってしまうのでさっぱり吸えなかった…。顔が面白かったのだろうか。家族揃って爆笑できたのはよかったけど、全く実用できなかった。
購入したのはメルシーポット。知母時と迷ったんだけど、子がそこまで音を気にしない性格だったのでそれなら…と吸引力もありそうなメルシーポットにしてみた。使ってみて思ったのは、電動は電源をオンにしたまま鼻に当てられるのがいい!子が動くとなかなか鼻の穴に当てられないので、吸引式だと何度もシュコシュコしなきゃいけなくて疲れてたと思う…。

体重は5.7kgから6.4kgに増加。身長は59cmから61cmほどになった。

生後4か月

子が随分と器用になった!おもちゃを掴んだり、腹ばいのまま遊んだり。そしてこちらの働きかけへの反応がしっかりしてきた印象。生後2か月くらいから笑顔がだんだん出てきたけど、笑顔になるだけじゃなくてハッキリ声を出して笑うようになってきた。コミュニケーションがまた楽しくなる。
ただし腹ばいのまま遊ぶといっても数分もたない。すぐに泣くので結構大変!あお向けで楽しそうに遊んでるなーと思ってると寝返りして、一瞬遊んだかと思うとすぐに泣く。返してあげるとしばらく楽しそうに遊んで、また寝返りして、すぐ泣く。あまりにエンドレスでつらくなり、「泣くのになんで寝返りすんのー!!」って叫んでしまったこともある。
ちなみに腹ばいのまま長時間遊べるようになったのは結局生後6か月半ばくらいだった。少しずつ時間が伸びてくるとはいえ、ひっくり返っては泣くのが結構長く続いて大変だった…

そして私は慌ただしく職場復帰。子を保育園に預ける時間を短くしたくて時短勤務にした。時短で在宅勤務というありがたい条件…しかし、この条件だと今まで通りSEとして働くのが難しかったようで(SESの厳しさよ…)ややバックオフィスに近い働き方になる。ただ、ちょっと待てばSEとして働けそうだということでしばし我慢。

今年は6月ごろから暑い日が多くて、服装に困った。まだそんなに暑くない頃に保育園に通い始めたから長袖の服をまとめて買ったんだけど、それらをほとんど着ないままがっつり夏の暑さになってしまった!正直あんまり服を買い足したくなかったけど、保育園に行くと我が子だけ長袖で他の子はみんな半袖というのも珍しくなくなってしまったので半袖の服を買い足した。残念!
とかなんとかやってたら、急に寒くなったりして…。

子どもにとって暑いのか寒いのかよくわからず適切な服装をさせるのに苦しんでいたところ、お友達がninaru babyのアプリを教えてくれて、それの天気&子供服予報を見るようにしたらかなり楽になった!ありがたい!!

この月、夫が子を連れて初めて一人外出をした。なんと実家に帰るという(電車と車で片道約1時間半)。
私は月に一回中国茶のレッスンで半日留守にするのだけど、その時には毎月夫の家族がうちまで来てくれていた。てっきりこの月もそうするのかと思っていたが、どうやら夫は地元の空気が恋しくなったらしい。
ちょっと心配だったけど、無事に夫の実家でみんなにかわいがられ、親戚にもかわいがってもらうことができ、充実した一日になったらしい。
この件、私の家族はそんなに驚かなかったけど、母が友人に話したら「旦那さんが一人だけで実家に帰ってくれるの!?!?!?!?」とぶったまげていたそうだ。

体重は約6.4kgから7kg、身長は61cmくらいから65cmになった。この1か月はかなり大きくなったし、顔つきも変わった気がする。

生後5か月

保育園にも慣れてきて、離乳食を始めた月。自分がドラストで離乳食見てるとテンション上がるから早くあげてみたかったというのと、早めに保育園で離乳食あげてもらえたら嬉しいなーというのと、よだれの量が凄いので5か月で始めることにしてみた。
具合はというと、まぁ啜れなくもないかな…?という程度。離乳食を食べるよりもスプーンを噛む方がやりたいらしくて、なかなか食べさせられなかった。
たまにうまくいく時はニコニコ顔でお口を開けてくれるんだけど、人参やかぼちゃみたいな甘めの野菜が苦手らしくて、ニコニコ顔でパクっといった直後にすんごい悲しそうな顔をするのでかわいそうだった。ほうれん草が好きみたい…不思議。
ブラウンのブレンダーが家にあるので離乳食を作るのはわりと楽だった。子の離乳食用に用意したペーストと牛乳を適当に混ぜて(かぼちゃ+玉ねぎとか人参とか)ポタージュにして飲むのも楽しかった。 ただ、スプーンを噛んでばっかりで進みも芳しくないし、月の半ばから新型コロナウイルスの流行が激しくなってきて何かあっても小児科に行けなさそうなので一時休止することにした。

そして離乳食と合わせてこの月には混合から完ミに移行するという出来事もあった。
結構初期の頃から直母拒否があって、それでもなんとかやってたんだけどこの頃になると完全に拒否になってしまって。搾乳したものを飲ませてたんだけど、搾乳と搾乳機洗うのと搾乳したのあっためたりっていう手間がしんどくて…。量もほとんど出ないからこれ意味あるんか???みたいになってきて。搾乳のタイミングに合わせてカフェインとかアルコールを摂取する時間を考えたりするのも面倒だった。
一応免疫的なことを考えて生後半年まではあげられたらと思ってたんだけど、もうすっぱり諦めることにした。
完ミに踏み切れたきっかけはツボウチさんの漫画だった。もう状況が一致しすぎててびっくり!!「自分の体がまだやれると言っている…」「とはいえ辞め時なのは薄々気付いてて、引き際を見失っている…」って精神状態、完全に被ってた。「子どもが2歳になった今になって振り返ると、そこまでこだわらなくてよかった…」というようなコメントを見て、ツボウチさんが言うなら自分もそうなんだろうな。ということで踏ん切りがついた。今となっては完ミに移行して全く問題なかったなと思ってる。大感謝です! st.benesse.ne.jp

ちなみに「今日で搾乳終わりにします!」という日はかなり衝動的に決めて、仕事終わって子どもが寝てからダッシュでワインを買いに行った。

この月は子がひたすら歯固めを噛みまくっていた。まだ歯は生えてないけど嚙む力がついてきてるらしくて、ぼーっとしていて指を嚙まれたりすると結構痛かった。
最初に買ったのがピジョンのこの歯固め。
shop.pigeon.co.jp 鈴が入っているので、持ち手を握って振ったりもして楽しそうだった。これは生後7か月に入った今でもお気に入り。
歯固めを噛んでるとご機嫌なので調子をよくしてディモワの歯固めも買ってみた。
online.actus-interior.com 見た目がかわいくてあがる。こちらもがっちり掴んでご機嫌で噛んでくれている。これも今でもお気に入り。歯固め万歳。

この月は、保育園で夏祭りというイベントがあった。
各クラスで色々な出し物を準備して、当日は先生が運営をしてくれている中、親が子を連れて出し物を回るという形式。 子どもたちが元気に楽しんでいて素敵なイベントだったんだけど、低月齢で入園した我が子にとっては夏祭りの出し物がどれもこれも高難易度で大変だった。まだ腰がすわってなくて縦抱っこも安定しない状態の我が子なので、出し物を形だけでも遊んでもらうのは骨が折れた(一応一通り回る感じだったので回った)。うち以外も0歳児の親はちょっと苦戦していたように思う。
面白かったのは、我が子が他の園児たちに「赤ちゃん~~」「赤ちゃんだ~」などとよく声を掛けられて、手を振ってもらったりとなかなかかわいがられていることだった。あとはクラスの先生だけでなく、別の学年の先生も名前を呼んでくれたりして驚いた。

5か月後半になって、初めて人見知りが発動した。
我が家に私の両親が来た日のこと。私の父が近づくと急に泣き出してしまった。父が離れると泣き止んだけど、夫が高い高いしてあげても全く笑わず、体を硬直させてじっと私の父を見ている。
今までにこんなことなかったのでびっくりした。父は「成長の証だね!!!」とポジティブに喜んでいるがかわいそうなのでみんなであれこれ試してみたところ、どうやら黒マスクに反応していたことがわかってさらに驚いた。
私の父は仕事柄黒マスクしか持ってないので、じいちゃんなのに黒マスクをしている。それを白マスクに変えたら途端に我が子が笑い出した。確かに黒マスクしてる人って他にあんまり見ないから、それが原因というのには納得。。。

この1か月で体重は7kgから7.4kgになった。身長は先月病院で測った時に65cmだったんだけど、今月保育園で測った結果も65cmだった。たぶん伸びてると思うんだけど。赤ちゃんの身長を測るの難しいよね。。


最初にも書いたけど本当に盛りだくさんの3か月だった。
子が苦しそうにしてるのを見てるのがつらくて、病気なのかと不安でとにかくいっぱいいっぱいだった時期もあれば、保育園に慣れるのでいっぱいいっぱいだった時期もあれば、お互いの実家との交流とか、書かなかったけど古い友人に会ったりとかして充実していることもあった。

アルバムを見てると、なんとなく生後4か月時点で顔つきがいったん完成したように見える。生後3か月までは赤ちゃん感が強いけど、生後4か月くらいになるとちょっと子どもって感じが出てくるような…(人から見たら十分赤ちゃんだろうし、保育園でも赤ちゃん赤ちゃん言われているのだが…)。

だんだんとできる動作・姿勢が増えたり表情が増えたりしてきて写真を撮るのが捗り始めた。 産まれる前は今年の目標に「子の写真を1ヶ月に一回は撮る」と書くくらいだったけど、産まれてみたら毎日か2日に一回は写真を撮ってみてねにアップするようになったので、わからないもんだと思う。

セクシーゾーン ライブツアー2022 ザ・アリーナ横浜公演初日行ってきました

リペコン以来、4年ぶりのセクゾコン!(ペジとテンスはチケット外れちゃった…)
なんと今年は夏コン…!SMAPの夏のコンサートで育ったジャニオタなので夏コンというだけでテンションが上がる。
しかもツアーのアルバム、ザ・ハイライトはど好みの一枚!

というわけで最高に楽しくなる予感しかないライブだけど、実際めちゃくちゃ楽しかった。
席がメインステージ正面の(=一番遠い)スタンドのほぼ天井だったから双眼鏡使ってもなかなか見えなくて、衣装とか表情、ダンスはあんまりわからなかった…。けどセトリ・演出・歌声などで十分楽しめたし色々思ったので感想を書いておく。

ツアーのアートワークがザ・ベストテン的なレトロでかわいい雰囲気、アルバムのアートワークは今のシティポップブームを感じさせる雰囲気…って感じでライブはどんな雰囲気になるのかな?と思ってたけど、80年代アイドル風、シティポップと夏の終わりっぽいエモさ、これまた夏の夜っぽいEDM…って感じで夏とレトロと今が混ざり合って全部最高だった…!

最近のセクゾコンは舞台機構が凝ってて(ムビステがあったり、最近は特にセンステが凝ってた)それを見るのがいつも楽しかったんだけど、今回はシンプルなステージだなーと思った。Jr.の帯同なしで4人だけのライブだからステージの面積減らしたのかな?とか、お客さんいっぱい入れようって思ってくれたのかな?とか色々思ったけど、レトロな雰囲気にも合ってて良かったと思う(もしかしたらコロナが関連してるのかもしれないが…)。
あと、シンプルかつJr.の帯同もないことで4人それぞれがめっちゃ成長してるんだなーって感じられた。昔はそんなにパフォーマンスが広範囲に届く、広範囲を魅せるっていう感じじゃなくて、近くのファンにファンサしてキャーで終わっちゃうようなことも結構あったかなと思うんだけど、今は違う!スタンドまで楽しませることができるパフォーマンス、ライブになってる!アリーナに4人がいるだけで成り立つ!と思った。マリちゃん帰ってきたらすごいだろうなー。

以下セトリバレしつつの感想!


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育児の記録(生後0~2か月)

2月に子どもを産んだ。
もう生後半年が近づいてきて今さら感があるけど、育児のことを軽く書き留めておく。

まずは夫婦揃って育休を取得していた生後0~2か月の間の3か月について。

生後0か月

とにかくずっと股が痛かった!とにかくとにかく痛かった。
何かするたびに股が痛くて、ずっとつらくて悲しかったしイライラしていた。「私はこんなに体を痛めているのに、なぜ夫は無傷なんだ!?」って常に思ってた。
特に産後2週間くらいまでは痛みが強く、「あと何時間待てばロキソニンが飲めるのか?」を常に気にしていた。ロキソニンが飲める間隔(6時間)×授乳間隔(3時間前後)をずっと考えながらお世話しており(一応服薬後しばらくは授乳を避けるようにしていた)、ひたすら時間にとらわれていてつらかった…。

股がずーっと痛いので、うまく椅子に座れなかった。椅子の上に円座クッションを置き、そこにどうにかこうにか痛みが出ないように気を遣いながら座る…といった感じ。その状態で授乳をするのでしんどかった。。
一度産後3週間くらいで「体が回復してきたかな?」という感覚があったのだけど、そこで少し調子に乗ってしまってすぐに状態が悪化して股の痛みが激化した。
最終的に円座クッションを手放せたのは2か月くらい経った頃だったか。1か月検診で「もう1か月経っても痛みが改善しなかったら受診してください」と言われていたので、「これはもう一度受診しなくちゃいけないかもな」とギリギリまで考えていた。

「いつになったら私は普通の私の体を取り戻せるんだろう?」って思うととにかくずーっとつらくて、「なぜ夫は無傷なんだ!!!!!!」とイライラすることが多くて、精神的にもしんどかった。
夫が3か月間の育休を取得していて家事も育児もほとんどやってくれたからよかったけど、それがなかったらムカつきすぎて愛情が冷めてたのではないかと思う。

とにかく自分の身体のダメージからの回復というのがこの0か月のテーマだったように感じる。
子のことはかわいい、愛しいと思っていたけれども、微妙に「なんだこの生き物は…」というような感覚もあった。なんか視点が定まらないし、変な声出すし。黒目がちな目は視点が定まらずに左右の目で別々の方を向き、「カッ…カ…ハ…」みたいな声とかイルカのような「キュ、キュ…」って声を出していた。で、そんな変な動きをしながらカシャカシャ手を動かして顔をひっかきまくる(顔が傷だらけになるから大変だった!ミトンを装着したりこまめに爪を切ったりしていた…)。
体はふにゃふにゃしてるし、うっかり変な抱き方して骨が折れたり脊椎とか損傷させたりしたらどうしよう…とか、おっかなびっくりお世話をしていた。
動きに意志がある様子はなく、まだこの地上に適応しきっていない、何かの間違いでここに居るような存在。生理的早産ってこういうことなのか…という感じ。

子はおよそ49cm・3.2kgで生まれて1か月検診では53cm・3.9kgくらいに成長した。

生後1か月

0か月の時の危なっかしさが少し薄れ、あとよく眠るようになり、結構余裕のある1か月だった。
特に後半になると昼夜の区別がついてきたようで、昼はかなり細切れ睡眠になってしまうのだけど夜は5時間×2くらいは続けて寝るように。おかげでちょこちょこゲームをする余裕もあるくらいだった(なぜかChinese Parentsにドはまりした)。

目が合ったり、おもちゃを見つめたり、ほほをつついたらちょっと笑うような顔をしたりと、コミュニケーションが楽しくなってきたのがこの頃。プーメリーの動きを目で追いながらばたばた楽しそうに足を動かしたり、カメラ目線をしたり、自分の手を見つめたり…意志を感じるようなことも増えてきた。
体が少ししっかりしてきて、「うっかりしたら折れそう…怖すぎ…」という感じが薄れてきたこともあり、ちょっとお世話に余裕が出てきた感じ。
少しずつ抱っこ紐で散歩してみたり、関わり方も増えてきた。

しかしこの月にしんどかったことがふたつ。
一つ目が直母拒否。あまり母乳の量が増えなかったことが原因なのかわからないが、子が授乳を嫌がって暴れることが多くなった。これはメンタルがガンガン削られる。まだ股が痛くてうまく座れず、胸だって子に吸われると切れたりして痛い。そんな状態で頑張って授乳をしようとしているのに、子が暴れて飲んでくれない。
ミルクはガブガブ飲んでくれる、というのもなんかちょっと切なかった。私自身がほぼ生まれたときから完ミ(粉ミルクだけで育つこと)だったので「母乳じゃなきゃ駄目!」とは全く思っていなかったのだけど、授乳しようとするとギャン泣きされるというのは自分を否定されてるような気がして落ち込んだ。

しんどかったこと二つ目が花粉症!
子がいるから積極的に換気をしていたことに加え、夫婦揃って散歩が好きなこともあるし「感覚を養うためにも外気浴とかお散歩はちょこちょこしていきたいね」と考えてまめに子を散歩に連れて行ってたのだけど…花粉がすっごい。2021年は比較的控えめだった花粉の飛散も、2022年は飛散量多め・飛散期間長め。
私は今まで花粉の期間に外に出る時は強めの薬を飲んで喉とか鼻の粘膜をカッピカピにして喉渇きまくり…って感じで過ごしてたので、今年はどうしよう!?となり。
結局医者でそこそこ効く薬を処方してもらってやりすごしたんだけど、しんどかった…。

そんな感じでしんどいことがありつつも、子とのコミュニケーションは楽しくなってきたし、カフェインを少量ずつ解禁したり、子を夫に任せて中国茶のレッスンに行ったり(産後1か月半くらいで行ったので先生にもレッスン仲間にも驚愕された)、最初に書いた通りゲームしたりと楽しいこともたくさんあった1か月だった。 この1か月でおよそ53cm・3.9kgから、体重は4.7kgくらいに成長した。ほぼ米!

ちなみにこの月に実家と義実家の両親+我々夫婦+子の7人で記念写真を撮った。お部屋や小道具が凝ってる写真スタジオではなくて渋い背景の前にみんなで立って撮るような写真館で撮ってみたんだけど、すごくいい記念になったのでやってよかったと思う。

生後2か月

笑顔が増えた!!かわいい!!
生後1か月の最後の方~生後2か月の最初の方は子の顔に向けてそっと息を吹くと笑っていたんだけど、2か月の半ばくらいからは目が合うだけで笑うようになった。あと、目の前でおもちゃを左右にゆっくり動かすと、それだけでも笑っていた。そんな簡単に笑ってくれちゃっていいんですか!?って感じ。
2か月後半くらいからはおもちゃなどに手を伸ばすようになって、プーメリーをジム型に変形したらかなり長時間遊んでくれて助かった。プーメリーは本当に凄い。

そんな風にコミュニケーション取れるようになったり、引き続き夜はよく寝てくれたり、排便回数がかなり減ったり(0か月では1日に5~10回とか排便してたのが数日に1回に…)とお世話が少し楽になってきたのがこの頃。
ただ、この頃から子がちょっと物音に敏感になってきた。ずっとベビーベッドをリビングに置いてお世話してて、子が寝てる横で夕飯とか食べれてたんだけど、この頃になるとちょっとした音で起きるようになってしまって。
これまではリビングにベビーベッド+布団を置いてたけど、夜間もよく寝てくれるので寝室にベビーベッドを移動させることにした。子が泣いたら2人でいそいそと起きて揃って世話をするということに。でも、夜間に起こされるのは多くて2回、か3回だったので、育休中の身にはそこまでの負担ではなかった。
それよりも昼間に子が昼寝している間に好きに音を出して過ごせるというのが良かった!まぁうまく寝てくれない時は結局膝で寝かせてたりもしたんだけど(膝で寝かせられるくらい股も回復してきたということ…)、子に気を遣わずに過ごせる時間も増えて、ちょっと気分が楽になった。

この頃ベビーカーを購入したのでおでかけが楽になり、全く形式にのっとってはいないがお宮参りとして神社に行くなどしてみた。
あと、この月が夫の育休の最後の月&夫の誕生日があったので、浦和のRESTAURANT SALTにも行った。野菜が多めだけど結構骨太な感じの「酒に合うっ!」という料理の数々。最高だったのでまた違う季節に行く予定!

あと、4月に生後2か月になったんだけど、月半ばに保育園の埋まり具合を見てびっくり。通えそうな範囲の保育園の枠がもうほとんどない!
慌てて夫と話し合い、翌月、生後3か月から保育園に入れることに。
これは本当に大変だった。書類の準備とかも慌ててだったし、3か月から保育園ってどうなの!?ってところも結構悩んで。
今となっては保育園に入れる時期を前倒ししてよかったなと思う。
まぁその話はおいおい。

生後2か月の一か月間で、体重は4.7kgから5.7kgに増加。身長は1か月検診ではかった時は53cmくらいだったけど、59cmになっていた。


今思うと生後2か月までは大変だけどのんびりしていたな。
しっかり家事も育児もできる人間がもう一人いるというのは本当に頼もしかった。
夫は家事については"サクッとあるものでなんとかする"系の料理が苦手なのでちょっと大変だったけど(子が寝てる間に料理を始めて、長々とやりすぎて食べる時には子が起きていることもあった…)、この育休期間で格段に料理スキルが上がったし。
子が寝ている時間が長いので自由に過ごす時間もお昼寝の時間も取れたし。

この後は夫の職場復帰、保育園入園、私の職場復帰と盛りだくさんの慌ただしい日々になる。
今となってはこの最初の3か月は甘く幸福な時間だったなー。。懐かしい。

ちなみに…夫が料理できるのは本人の趣味や性格っていうのもあるけど、ベターホームのお料理教室に通ったおかげなところが大きい。また通いたいなー。
nappyon.hateblo.jp

2021年の振り返りと2022年の展望

ちょっと今さら感があるけれども、人のを読んでいたら自分も書きたくなったので。

2019年以降、人生の大まかな方針として「自分と家族を大切に、心に余裕を持つ」というのを継続している。
その上で2021年の年初は、こんな1年にできたらいいなと思っていた。

  • 夫に感謝し穏やかに暮らす、できれば妊娠
  • 趣味の学びを深める
  • 思ったこと、考えたことを形にする

じゃあ実際どんな1年になりましたかというと。

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5年連用日記を書いてよかったことと、続けるコツ

2020年から始めた5年連用日記が3年目に突入した!

これが結構楽しい。去年、一昨年の今頃の自分は何をしていたのか?世の中にはどんなことがあったのか?夜、その日の日記をつける時に読み返してみると面白くてついつい読み込んでしまったりする。

使っているのは高橋書店の5年連用日記。
こういうどっしりとしたアイテムは、安定供給されそうな会社のものを選びたくなる。 www.takahashishoten.co.jp

5年のうちの3年目なのでまだ半分にも達していないけど、やや軌道に乗ってきた感じがする。2年間日記を書き続けるって、自分としては結構な偉業。
せっかくなので自分なりの続けるコツや日記を書き始めてよかったことなどを書いておこうと思う。

  • 続けるコツ的なもの
    • 考えずに書けるネタを1つ持っておく
    • 空白を恐れない
    • 1年目は「来年、再来年の自分に楽しさを提供してあげる」気持ち
  • 書いてよかったこと
    • 自己肯定感が増す気がする
    • 自分と暮らしについての知恵が溜まる
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「怖いのは本気で苦手だけどInscryptionをプレイしたい人」向け、3つの警告

各所で絶賛されているゲーム"Inscryption"。「絶対にネタバレは見ないでプレイするべき!」とか「ストアページも見ない方がいい!できるだけ前情報ゼロでプレイすべき!」とか言われている。
私は慎重にネタバレを回避しながら「"Slay the Spire"に似たデッキ構築系カードゲーム」「ホラー」「自然×呪術っぽい雰囲気」という情報だけを得た。ホラーが苦手なので迷ったものの、あまりに絶賛されていて気になったし、"Slay the Spire"は好きなゲームだし、「この系統(自然×呪術系)のホラーであれば大丈夫だろう」と思えたし、思い切ってプレイしてみた。

そして先日クリアしたのだけど、ゲームとして楽しめた反面、正直に言うとプレイしたことを後悔もした。
まぁ詳しくは別の記事で書こうと思うけれども、後悔した理由の一つはホラー要素に関して。
ゲームの内容を知らずに(=ネタバレを回避して)プレイするということを選んだのは自分なので自己責任だと思うけれども、もう少し心の準備ができればよかったなと思う。
ネタバレをできるだけ回避しつつも、どういうホラー要素があるのか知っておくことができれば、もう少しショックを和らげつつ素直にゲームを楽しめた、と思う。

そんなわけで、「怖いのは本気で苦手だけどInscryptionをプレイしたい人」向けに、3つの段階的な警告を伝えたい。
ゲームをプレイするかどうかの判断や、プレイする時の衝撃緩和のクッションになればいいなという気持ちを込めて。

1つめはストアページを見ればわかる程度だけど、知らないと結構ダメージを食らいそうな内容を書いておく。
2つめはネタバレになるものの「どういう系統の怖さがあるか」書いておく。
3つめはゲームの核心に迫ってしまうけど私にとってはかなり怖いところだったので、超絶ビビりの人のために書いておく。


以下、ゲームの楽しさを100%受け取りたい人は読まないでください。ゲームプレイは楽しみたいけど、ホラー要素は怖いので事前に多少知っておきたい人向けの内容です


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