Disco Elysium #1 -- 破滅的な中年刑事が脳内会議を繰り広げながら殺人事件を調査するゲーム、プレイ中
先日から、Disco Elysiumというゲームをプレイしている。 store.steampowered.com
簡単に説明すると、「破滅的なアル中の中年刑事と真面目な相棒が退廃的な街でとある殺人事件の謎を解くRPG」。
今回はゲームの内容をちょっと紹介して、今後、ちょいちょいプレイ記録も書いていければと。
主人公は、酒を飲みすぎて「自分が何者か、ここがどこなのか」すらわからなくなってしまった刑事。もちろん自分の名前も不明。しばらくプレイしたけど全然名前がわからなくて困ってる!
※以下、序盤部分の画像をいくつか含みます。
このゲームの面白いところが、テキスト主体のRPGというところ。オブリビオンとかFalloutみたいなRPGとアドベンチャーゲームが合体した…みたいな感じ。
画面上にある人や物をクリックするとテキストが表示される。その人や物に対してどうアクションするかは、表示された選択肢の中から選ぶ。選択肢に成功/失敗がある場合、ダイスチェックが行われて成功/失敗が判断される。
テキストベースになっていることで面白いのが、主人公の内面との対話が入ってくるところ。
- MIRROR
- Really -- all recollection of the person you are, the people in your life and even the world you're in has drowned in a sea of blood alcohol. This was no mere night of drinking, it was a deluge. Of world-ending proportions.
- You
- Wipe the mirror.
- MIRROR
- As you slowly reach your hand toward the surface of the mirror...
- INLAND EMPIRE [Easy: Success]
- Abort! You clearly have not thought this through. You won't like what you will see there -- and you will never un-become it.
曇った鏡を拭いて自分の顔を確認しようと、鏡に手を伸ばした瞬間、「中断!」と思考が割り込んでくる。
こんな感じで、主人公が何かをしようとした時や、誰かに何かを言われた時、様々な思考が湧いてくる。中年刑事の脳内ポイズンベリーだ。
テキストも結構面白い。哲学的な対話があったり、コントみたいな場面があったり。
独特なグラフィックと退廃的な世界観も良い。
システム、世界観、他にないゲームだと思う。英語で読むのはなかなか厳しいのだけども、頑張ってプレイしたい。